活動概要

設立以来の主な活動実績

 「国際児童年」を記念して1980年に社会福祉法人 あおば福祉会を設立、「新金岡センター保育園」を開園しました。その後、豊中市に「おひさま保育園」・「おひさま岡町保育園」、堺市には「おおぞら保育園」・「おおぞら夜間保育園」、おひさま岡町保育園の分園として「わかば保育園」も開園しました。小規模保育事業として「おひさまっこ保育園」を開園しました。残念ながら「つぼみ保育園」は、閉園しました。
公立保育所の民営化を受託して、箕面市には「瀬川保育園」・「箕面保育園」を開園し、松原市も民営化を受託して「みつばち保育園」を開園しました。また、2017年には「みのおっこ保育園」も開園、新たに公立保育所の民営化を受託して2023年、吹田市に「岸部保育園」を開園しました。
いずれも地域のニーズに応え、大阪府内に2023年4月現在12園の保育園の運営を行っています。
34年の歴史の中では、1993年には都市型地域保育所モデル事業の委託を受け、地域子育て支援センターとして地域の子育て支援における先駆的な役割を果たしてきました。2002年には堺市で初めての認可の夜間保育園を開園し役割を担っています。こどもたちの豊かな成長発達を促す保育実践の追求とともに社会に移り変わりとともに多様化する保育ニーズに応えるべく、新たな保育施策の充実のために力をそそいできました。
いつの時代においても利用者の立場に立った法人運営、地域に根ざした保育園をめざしてとりくみ、職員が生き生き働き続けられるように尽力していきます。

理念

(法人理念)
 平和とこどもの幸せを追求します。

(保育の理念)
 社会福祉法人あおば福祉会の運営する保育園は、児童福祉法に基づき乳幼児の保育を行います。保育に当たっては、保護者、地域の方々そして保育園が連携し、日々、こどもたちの最善の幸福の追求のために努力を惜しみません。また、職員は豊かな愛情を持ってこどもたちに接し、保育技術の習得、資質の向上に努めます。こどもたちを取り巻く社会情勢にも目を向け、児童福祉の拡充ならびに地域における家庭支援なども積極的にすすめます。

(保育の基本方針)
 こどもたちをまん中に、保護者と保育者が手をつなぎ、大人もこども共に育ちあう保育園をめざしています。
1. 誰もが安心してこどもを産み育て、働き続けられるように      
2. どの子も健康でたくましく、健やかに育つように
3. 保育者が健康で生き生きと仕事にとりくめるように
4. 地域に開かれた保育園づくりをめざします
園運営にあたっては、保護者・こども・保育者のそれぞれの立場を大切にしながら保育にあたります。同時に地域に開かれた保育園として「子育て支援」の拠点となっていきます。

団体の活動・業務

(事業活動の概要)
 利用者にとって安心で豊かな成長発達を促す保育園運営を行うとともに、地域の保育ニーズにこたえるべく様々な子育て支援に積極的に取り組んでいます。
すべての園で乳児保育、障がい児保育、長時間保育を実施。給食は法人職員による自園調理で、旬の食材を使った安心で安全な給食の提供を行っています。
透明性の高い保育園運営を行うため、各園に苦情処理体制として園長を責任者として苦情窓口を設けると共に、法人として苦情処理第三者委員を設置しています。また社会に公開された保育を追求し、自らの気づきを大切にするためにも第三者評価も各園で順次受けています。
保育の質を向上させるために各種計画を作成し、保育のまとめや実践の検討に取り組んでいます。法人職員としの専門性を高めるために、法人主催の研修や行政研修、各種保育研修会への職員の参加を促し、保育園を取り巻く地域の状況や保護者の生活実態、子どもへの思いを共有して次の保育実践へと活かすことができるようにしています。また大学などの研究機関とも連携し、実践集の出版などにも取り組んでいます。
地域の子育て支援の中心的な役割を果たせるよう、各園にスマイルサポーターを配置しています。

現在特に力を入れていること

 2015年度より子ども子育て新制度への移行されます。あおば福祉会の保育園は児童福祉法第24条1項に基づき保育園事業を行っていきます。
多様化する保育ニーズの中で、地域の福祉の担い手として安定した法人運営をすることは、社会福祉法人の大きな役割です。当法人も機能の強化に力を入れてこの大きな役割を果たしていきます。